全大協の工数の決め方
全大協の工数は、日本工業規格 JIS Z8141:2001 を基本にしています。整備工場での部品ごとの主作業時間と準備時間を積み上げ、高所作業等の法令に基づく作業安全と難易度を考慮して算出しています。
- 1主作業時間 部品の取り外し・取り付け・修正など、作業そのものの時間。
- 2準備時間 段取り・養生・工具や設備の準備など、作業の前後に必要な時間。
- 3作業安全・難易度 高所作業や重量物の扱いなど、大型車ならではの条件。
なぜ大型車には専用の基準が必要なのか
トラックやバスは、車種・年式・架装の組み合わせが多く、部品も大きく重く、高い場所での作業も多くなります。標準作業時間は、立地条件・工場規模・作業頻度など多くの要因で変わるため一概には決められません。だからこそ、根拠のある方法で算出し、だれもが参照できる資料にまとめることに意味があります。
工数表(参考資料)のあゆみ
1979年(昭和54年)12月に『中型車・大型車標準作業時間参考資料』の初版を発行。以後、新型車の発表に合わせて改訂を重ね、1994年(平成6年)には小型貨物車の資料も作成しました。2017年には工数委員会が発足し、会員の経験値による話し合いから、コンピューターを使った算定に切り替えました。現在はトラックメーカーごとに1冊の参考資料として発行しています。
工数を使った修理工賃の計算
修理工賃は「工数 × レバレート」で計算します。くわしくはレバレートとはをご覧ください。